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FEELCYCLE(フィールサイクル)で「すぐ息が切れる」「途中で苦しくて続かない」「そもそも呼吸の仕方が分からない」と感じている方へ。結論から言うと、コツは呼吸を止めないこと、そして『吐く』を優先することです。吐ききれば息は自然に入ってきます。さらにペダルのリズムに呼吸を乗せ、序盤を7割の力で刻むと、苦しさはかなり落ち着きます。僕はFEELCYCLEに約1年・59レッスン通ってきましたが、息が苦しい時はたいてい「呼吸を止めている」か「序盤に飛ばしすぎている」のどちらかでした。手首の光学式スマートウォッチで測った平均心拍は146bpm、立ち漕ぎ中心で強度高めのBB2などは150bpm前後まで上がります。この数値を「強度の目安」として使うと、感覚だけに頼らずペース配分しやすくなります。なお、過呼吸・めまい・気分が悪いときは、無理せずすぐにペダルを止めて、スタッフや専門家に相談してください。
まずは早見表:息が苦しいときの原因とその場の対処
レッスン中に「苦しい」と感じたら、まず次の表で原因のあたりをつけて、その場でできる対処を試してみてください。難しいことは何もありません。多くは「呼吸を止めている」「飛ばしすぎ」「力みすぎ」のどれかに当てはまります。
| 症状 | よくある原因 | その場の対処 |
|---|---|---|
| すぐ息が切れる | 序盤に飛ばしすぎ(オーバーペース) | 負荷を少し下げ、7割の力で刻み直す |
| 途中で苦しくて続かない | 力む局面で息を止めている | 力が入る瞬間に「吐く」を意識する |
| 呼吸が浅くて回らない | 肩がすくんで上半身が力んでいる | 肩を下げ、おなかでゆっくり吐く |
| リズムに呼吸が合わない | 呼吸とペダルがバラバラ | 4カウントで吐く・吸うを当てはめる |
| めまい・気持ち悪い | 過呼吸・体調不良の可能性 | すぐ中止。水分をとり、スタッフへ |
なぜFEELCYCLEはこんなに息が上がるの?
FEELCYCLEは暗闇のなかで大音量の音楽に合わせてペダルを漕ぐ、リズム系のインドアバイクです。視界が暗く、テンションが上がる演出も相まって、自分でも気づかないうちにペースが上がりやすいのが特徴です。とくに立ち漕ぎやダブルタイム(倍のテンポで漕ぐ動き)が入ると一気に強度が上がり、心拍も呼吸も追いつかなくなります。僕の実測でも、立ち漕ぎ中心で強度高めのBB2系プログラムでは平均150bpm前後まで上がりました。つまり「苦しいのは下手だから」ではなく、構造的に息が上がりやすい運動なのです。だからこそ、呼吸とペース配分のちょっとしたコツを知っているかどうかで、続けやすさが大きく変わります。立ち漕ぎ自体がきつい方は立ち漕ぎのコツもあわせて読むと、負担を減らしやすくなります。
コツ1:呼吸を止めない。力む局面ほど「吐く」
いちばん多いのが、力を入れる瞬間に無意識で息を止めてしまうパターンです。立ち漕ぎや加速の局面でグッと踏み込むとき、つい息を詰めていませんか。これをやると数秒後に一気に苦しくなります。意識すべきは、力が入る局面ほど「吐く」こと。「鼻から吸って口から吐く」といった型にこだわりすぎる必要はありません。暗闇のなかで型を守るより、まずは「止めない・吐く」だけに集中したほうが楽になります。吐くことを優先すれば、吸うのは体が自然にやってくれます。苦しくなったら「吐く、吐く」と心のなかで唱えるくらいでちょうどいいです。
コツ2:ペダルのリズムに呼吸を乗せる
呼吸とペダルがバラバラだと、どこで吸ってどこで吐けばいいか分からなくなり、結果的に呼吸が浅くなります。おすすめはペダルのカウントに呼吸を当てはめる方法です。たとえば「4カウントで吐いて、4カウントで吸う」。テンポが速い曲では「2カウントで吐く・2カウントで吸う」に切り替えるなど、曲に合わせて調整します。リズムに呼吸を乗せられると、呼吸が一定になり、苦しさのピークがなだらかになります。リズムの取り方そのものが苦手な方はリズム・タップのコツ、テンポの速い局面で崩れる方はダブルタイムのコツも参考になります。
コツ3:序盤は7割で刻む。飛ばさない
息が苦しくて続かない原因の多くは、実は呼吸そのものよりオーバーペースです。最初の1~2曲でテンションが上がって全力を出すと、中盤で完全に息が上がりきってしまいます。そこで意識したいのが「序盤は7割で刻む」こと。負荷(抵抗)のダイヤルも、最初から上げすぎず、余裕を残しておきます。FEELCYCLEは45分前後のレッスンなので、ペース配分が結果を左右します。序盤を7割にしておくと、いちばん盛り上がるクライマックスで余力を使えて、最後まで気持ちよく走りきれます。
コツ4:肩の力みを抜く。呼吸が浅くなる原因
苦しくなると、無意識に肩がすくんで上半身がガチガチになります。すると胸まわりが動きにくくなり、呼吸が浅くなる悪循環に入ります。意識的に肩を下げ、首と肩の力を抜くだけで、呼吸の深さが変わります。ハンドルを握る手にも力を入れすぎないこと。脚で漕ぐ運動なので、上半身はできるだけリラックスさせておくのが、長く呼吸を保つコツです。
コツ5:心拍を見て「苦しさ」と「強度」のズレを知る
感覚だけに頼ると、「めちゃくちゃ苦しいのに実はそこまで強度は高くない」「逆に余裕そうでも心拍は高い」といったズレが起こります。ここで役立つのが心拍の数値です。僕は手首の光学式スマートウォッチ(Huawei Band 10など、Apple Watchではありません)〇59レッスン分を計測し、平均心拍は146bpm、強度高めのBB2系で150bpm前後でした。この数値を基準にしておくと、「今日はいつもより心拍が高いから少しペースを落とそう」といった客観的なペース配分ができます。苦しさという主観だけでなく、心拍という客観の物差しを持つことで、無理な追い込みを避けやすくなります。心拍の見方の基本は心拍ゾーンの基本、自分に合った強度の考え方は%HRmax(最大心拍に対する割合)で解説しています。
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なお、こうした心拍計やスマートウォッチは医療機器ではなく、表示される心拍はあくまで運動強度を把握するための目安で、数値には個人差や計測誤差があります。どの機種が自分に合うか迷う方はスマートウォッチ・心拍計の比較もあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
呼吸法で痩せますか?
呼吸のコツは「苦しさをやわらげて運動を続けやすくする」ためのもので、呼吸法そのもので痩せる・脂肪が燃えると断定することはできません。体の変化には食事や睡眠、運動量など多くの要因が関わり、効果には個人差があります。あくまで「続けやすくするための工夫」と捉えてください。
苦しくてやめたくなったら?
無理は禁物です。負荷を下げて軽く漕ぐ「リカバリー」に切り替えてOKですし、それでもつらければ漕ぐのをやめて休んでかまいません。とくにめまい・吐き気・過呼吸など体調の異変を感じたら、すぐに中止して水分をとり、スタッフや専門家に相談してください。続けることより、安全に通い続けることのほうが大切です。
鼻呼吸と口呼吸、どちらが正しいですか?
強度が高い運動では、口からしっかり吐いて吸うほうが空気を多く取り込めて楽な場合が多いです。「鼻から吸って口から吐く」という型にこだわりすぎず、まずは「呼吸を止めない・吐くを優先する」を意識すれば十分です。自分が楽だと感じる方法で問題ありません。
初心者はどのくらいの強度から始めればいい?
最初は負荷を軽めにして、序盤を7割の力で刻むくらいが目安です。心拍計があれば、自分の数値を見ながら「上がりすぎていないか」を確認すると、無理のないペースをつかみやすくなります。慣れてきたら少しずつ負荷やテンポを上げていきましょう。
まとめ
FEELCYCLEで息が苦しいときのコツは、①呼吸を止めず「吐く」を優先する、②ペダルのリズムに呼吸を乗せる、③序盤は7割で刻んで飛ばさない、④肩の力みを抜く、⑤心拍で強度を客観視する、の5つです。僕自身、59レッスン通うなかで苦しさが減ったのは、根性ではなく「呼吸を止めない」「飛ばさない」という単純なコツを守るようになってからでした。心拍という客観の物差しを持つと、ペース配分はさらに安定します。そして何より、過呼吸やめまいなど体調の異変を感じたら、迷わず中止してください。安全に楽しく、長く続けることを最優先にしましょう。さらに体系的に学びたい方はFEELCYCLEコツ完全ガイドもどうぞ。
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本記事は筆者個人の体験と実測値に基づく情報提供であり、効果・成果を保証するものではありません。記載の心拍数は手首の光学式スマートウォッチによる目安で、機器や環境による誤差・個人差があり、医療機器による測定ではありません。FEELCYCLE中に過呼吸・めまい・吐き気・胸の痛みなど体調の異変を感じた場合は、無理をせず直ちに運動を中止し、スタッフや医師などの専門家に相談してください。持病のある方・体調に不安のある方は、事前に医師にご相談のうえご参加ください。



